BDcafe(ベーデーカフェ)

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2009.08.03 Monday ... - / -
#借りてきたBD類
バーバレラ他
また色々と貸して貰いました。
これからじっくりと読んでいこうと思っていますが、今回の目玉はやはりこちら↓のサイトの「チラシのB面」というところに、川勝正幸(エディター)さんのすばらしい紹介文も載っていますが、ロジェ・ヴァディムが当時妻だったジェーン・フォンダを主役に撮影した映画、『BARBARELLA(バーバレラ)』の原作となったBD(ベーデー/バンドデシネ)JEAN CLAUDE FOREST(ジャン・クロード・フォレスト)の『BARBARELLA(バーバレラ)』ですね。
サイトによると、ケイト・ベッキンセール主役であのロバート・ロドリゲス撮影でリメイク化が決定しているらしく、オリジナル版もプロデュースしたDino and Martha De Laurentiis(ディノ&マルタ・ド・ローレンティ夫妻)がプロデュースするみたいですね。
脚本はボンドシリーズの新作を担当する人達が書くみたいです。
Wikipediaなどの情報だと、ロドちゃんが婚約者のローズ・マッゴーワンをバーバレラ役に当てたいらしく(先日公開された「プラネット・テラー in グラインドハウス」の主役の人らしいです)、どうもそれでもめているらしいとかいないとか…たらーっ

オリジナル版が素晴らしかったので、それを越える作品にするのは難しいと思うけれど。
先にこの映画にやられちゃった方なので、やはりあのOPの空中ストリップシーンから始まるキッチュでエロでソフトSMなB級SFというテイストをついつい原作のBDにも求めながらページをパラパラとめくってみたのですが、今回お借りした特別編集版というのはモノクロなんですね。
これって当時連載されていた頃からモノクロだったのでしょうか?
なんとなくカラーじゃないと、かなり荒いタッチの絵柄なので、奥行きが無くここからあの映画の世界を作り上げたのだとしたら、さすがエロ親父ハート大小(いや、いい意味でね)ロジェ・ヴァディムという感じです。
もともと彼の作り出す世界観は、エロ抜きでも光と陰、そして小道具を粋に使った心理描写が効いた、美しい独特のスタイルで、それは音楽(そう、あのバカラックのような音楽もステキ!)とも切り離せない物があるんだけれど、それが上手くはまった作品だったんですね。
このBDには「Barbarella」「Les Coleres du mange-minutes (マンジュ-ミニュットの怒り)」の2作品が収録されています。mange-minutesって早食いの事?
他にあと2本ほどシリーズで描かれているようですね。
せっかくなので、辞書引きながら読んでみます。60年代のBDって、台詞が説明臭くて長いので、今のBDのようにささっとは読めないんですよね。
なんというか、絵はあくまでもスチール写真みたいで、あまり状況説明にまではなっていないので、そういう事は全て文章で台詞という形をとって書かれているような感じです。
だから見るとちょっと読むのに気合いがいる感じですね。

他に借りたのは、Dupuy & Berberian(以下D&B)の『monsieur jean(ムッシュ・ジャン)-inventaire avant traveau』(中野のパピエのサイトの中にD&Bのページがありました。こちらここで中身を見ることができます。)
このサブタイトル、どう訳するんだろう?「仕事までに片づけること」っていう感じなのかな?
まだ内容を読んでないのでなんとも言えませんが、表紙の絵からすると、たぶん結婚後ニューヨークに移ってから?の話ではないかと思うんだけれど、本当に中年の域に達してきた主人公や仲間達がが、新しい生活やら仕事を始める前に、引っ越しの荷物の片づけとか子供の事とか、色々と片づけなければならない諸々の出来事を綴った話のような感じがするので、そんな意味なんでしょう。
主人公のムッシュ・ジャンは作家という職業柄もあるけれど、かなりの妄想癖の持ち主で、物事をネガティヴにもコミカルにも想像するけど、現実はちょっとしょぼいので、また色々と彼の妄想が広がるのでしょうね。
そして彼の友達達は、性格の悪いお金持ちや、気は良いんだけど万年ぷーさんのポジティブな子持ちやもめと色々で、これまた時にしんみりとしつつも味わいがあるのです。
最初の頃と比べると目の下のクマもでき、当初とは違った意味で「人生の悲哀」をかもすようになってきて、なかなかいいシリーズだと思います。

もう一冊は同じ著者の『Hanriette-Esprit se-tu la?(アンリエット-精霊さん、そこに来てる?)』というBD。
この主人公は、ぽっちゃり系でビン底眼鏡(メガネっ子系の横長長方形フレームではない)の見た目も性格も可愛くない小学生(3年生くらい?)の女の子。
どこの国でもブスの代名詞は一緒のようで典型的なブスキャラとして描かれているんだけれど、とても愛情を持って描かれた愛されるブスなので読んでいても「っぷ!」って吹き出しちゃう感じで可愛い。
アンリエットは毎日こっそりと秘密日記を書いていて、その時だけは妄想壁爆発させてるんだけれど、普段はかなり現実的で他人に厳しく、時に感じ悪い現実派の女の子。
仲良し4人組で精霊を呼ぶゲームをしたり、家での両親とのやりとり(パパがまたかなりのロマンチストなのね、顔はアレだけど…)やら、当時流行りだしたマックでの出来事とか、くっついて来ちゃったお化け?とのやりとりとか、なかなか面白い。
これもシリーズででていてかわいいです。
アメリカのオルタナコミックスを映画化した『ゴーストワールド』の主人公のもうちょっと小さい頃っていう感じかもしれませんね。
「ちびまるこちゃん」にでてくる、キッキッキって笑う女の子みたいな感じかな?

最後は『MALGRET(マグレ警部)』という『メグレ警部』のパロディーBD。
もとの『メグレ警部』を読んでいないので、どこがどうパロディーになっているのかは分からないのですが、典型的なフランスのドタバタでちょっとエロなコメディーですね。
どうも絵柄がアメコミっぽいのと、この手のコメディーには今一ノリ切れないので、爆笑するほど面白いと感じることがないのですが、「カンニング」シリーズとか、日本ではあまり公開されないだけで、フランス人って意外にこういうコメディーが好きな気がします。
次の授業の候補作として貸して貰ったのですが、これは…私はあんまり好きじゃないかも…

ともかく色々と借りたので、読み込んだものはいずれちゃんとレビューを書きたいと思います。


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2007.11.05 Monday ... comments(0) / -
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