BDcafe(ベーデーカフェ)

RECOMMEND | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS
#スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.08.03 Monday ... - / -
#SAMURAIの作家さん達と親睦会
JUGEMテーマ:Bande Dessinee

侍作家
来日中の『SAMURAI』という日本の戦国時代を舞台にしたBD(バンド・デシネ)の作家さん:シナリオライターのジャンーフランソワ・ディ・ジョルジオさんとイラストレーターのフレデリック・ジュネさんを囲んで飲み会があり、誘っていただいていたので参加してきました。
リンク先のページの
>>>Découvrez les 6 premières planches de cet album:
という表記をクリックすると、pdfで最初の6ページを読む事ができます。

お二人とも背丈があって、フレデリックさんの方は190cmもあって、居候しているお家の鴨居に鼻をぶつけてしまうと笑っていました。
お二人とも日本の文化に興味があり、宮本武蔵や『バガボンド』黒沢映画などが好きで、それまではSF物を描いていたんだけれど、新たに何かやろうと色々と企画をしていて、二人とも日本文化が好きだから日本の侍ものでいこうという事になったらしいですね。

SAMRAI背景などの資料は、映画やネットで探した画像などを参考に描いているそうですが、かなりリアルに描き込んでいるので、1ページ描くのにそうとう時間がかかると思いますね。
線は手描きで、それをスキャンしてフォトショップで彩色という書き方だそうですが、どうしてそういう描き方に至ったかというと、2001年くらいにフレデリックさんが某社へ売り込みに行った際に、手描きでかなり派手な色を塗ったイラストを持って行ったら、「こんなんじゃダメだ。色はPCでつけないと。」と言われ、それいらPCで彩色をしているそうです。
ちょうどその頃がフランスで本格的にPCでデータ入校というシステムを導入し始めた頃らしいですね。
手で着彩をしてしまうと、後で色を変える時に全部描き直しになってしまうし、自分で色んな加工が簡単に完璧にできるから、PCの方がいいんだと話していました。
(SAMURAIのカラリストは別の人がやっていますが。。。分業になるとよけいに「ここはもうちょっとこんな感じ」とかなるんでしょう。)

お二人の日本好きは落款もどきを作るまでになって、表紙の右下をよく見ると、
「紀」=ジャンーフランソワさん
「描」=フレデリックさん
の印があります。
着物を着る機会はなさそうだけど、旅館の浴衣を着て、靴べらを刀がわりにポーズをとったり、食事をデジカメにおさめたりと、ニッポンの異邦人をすっかり堪能しているようでした。

帰り際にジャンーフランソワさんに「最近『ギャラリー フェイク』という漫画が好きなんですよ」という話を、同席していた『ブラック・サッド』の翻訳者のOさんとともに説明すると、設定に大変興味を持ったようで「そのMANGAのタイトルは聞いた事があったけど、とても面白そうだね。フェイクアートといえば、ダリのこんな話を知っている?」と、出生に関する面白いエピソードを話してくれました。
ダリには死んだ兄がいて、兄を溺愛していた両親が兄と同じ名前をつけ溺愛して育てられたそうで、ある日自分と同じ名前の墓碑を見つけ、自分の存在意義を証明する為に過剰なまでの自己愛が発達し、またフェイクという概念に生涯取り付かれたのではないか?という話。
ヨーロッパはキュレーターの本場。
いずれはキュレーターがらみのアートサスペンスとか描いてくれないかな〜
とても感じの良いお二人と、楽しいひと時が過ごせました。



2008.10.19 Sunday ... comments(0) / -
#スポンサーサイト
2009.08.03 Monday ... - / -
#Comment








<< NEW | TOP | OLD>>